2021-10-19(Tue)
急に寒くなりました今日この頃ですが、
皆さまご体調の方はいかがでしょうか。
(夏真っ盛りだった8月の終わりから、ブログを更新できていず…🙇
毎日今日こそはと思いつつ、要領の悪い私は起きたらすぐ夜になる毎日でした~(>_<))
前回のブログでは、夏のアウトドアを冷たいビールなんかで楽しめる
デッキづくりやキャンプのお話しでしたが、
もうホットワインなんかをほっこり楽しみたい季節になりましたね(^_^)🍂
そんな季節になってきた先日、京都府城陽市にて、
ご依頼頂いていたワイン屋さんづくりが完成し、めでたくグランドオープンされました。
「スクナヒコワイン」さんです。

出張販売などはされていましたが実店舗を持たれたいということで、
インスタグラムで私共を見つけて気に入って頂き、
有難いことにご依頼くださったのでした。
城陽市は、Style House本店の地元という事もあり、
既にパン屋さんや多数お家づくりなどもさせて頂いていて、
皆さんでたくさんの繋がりがある上、
また今回こうして更にご縁が広がり、大変嬉しく思っております。

ご自宅の駐車場に小屋をつくって店舗にされたいとお聞きし、
初めてお伺いさせて頂いた日です。
メーターボックスなども検針員さんが確認できるようにしなければ…
などの把握も大事なポイントです☝
後日デッキ部分はこうなりました。ぱかっと開きます♪

施工が始まり、お家のミニチュアの小屋づくりは、
毎回骨組み段階から可愛いヤツ♪という感じです。


照明計画も現場で確認していきます。
棟木や梁の高さや間隔を確かめて、
ペンダント照明はいくつ、どのようなものを、またどこから吊るしたらカッコ良いのか、
明るさ加減は大丈夫か…
等検証します。
そしてお施主さまにご提案、ご相談させて頂いて、
お好みのもので決定していきます。
窓間に予定した壁付け照明も、取り付けのために下地(補強)を入れておいてもらうのに、
その箇所を検証して大工さんに伝えます。

左官屋さんが入り始めた頃。
大事なワインに陽が当たらないように北面に2窓設けたサッシは
マーヴィン社の、室内側が木製の上げ下げ窓。

屋根材は、新築でもよく採用している
イタリア製シングルラインマスターです。
カラーも渋いグレー系もあり、皆さまお色選びも楽しまれるところです。
今回は、”より”ジブリの世界ちっくなこちらの赤めのカラーを選ばれました。(^_^)

室内の漆喰も塗上り、電気屋さんの登場です。
仕込んでもらっていた電気配線に、スイッチやコンセント、照明器具を取り付けてもらっています。

いわゆる普通のスイッチではないお洒落スイッチは、取り付けにやや厄介なものもあるのですが、
うちの電気屋さんは手慣れたものです(*^^*)
いつも”大変喜んで”取り付けてくれます(≧▽≦)

ペンダント照明のコードの長さ調節も、
脚立の下から飛ぶ、「もうちょっと長く、うーん、こっちはあと何センチ短く…」
という、私の温かい声援にも懸命に応えてくれます。(≧▽≦)
時々…いや、かなりの確率で脚立を渡されますので、
現場にぺたんこ靴は必須です(*^^*)
この日も登ってコードを結んできましたよ!

こちらのウッドブラケットもしかり…
見えているコードの長さは4㎝ほどで!
シェードの下端はどうこう…
などなど、あーだこーだ、いつも言う私ですが、
快く楽しんで下さってて(ですよね?)、現場も人数が増えて活気があり
何より照明が灯るって、いつも明るく嬉しい施工段階です♪
お施主さまも一番喜んでくださる時ではないでしょうか(*^^*)

完成しました~!
外壁のところどころにアンティーク風のブリックタイルを貼ること、
アウトラインは欠けたように塗装でぼやかしつつ仕上げてもらいましょう、というご提案をとても喜んでくださいました。

その外壁塗装は、今回はベルアートを採用しています。
漆喰の白色カラーより、少しクリーム寄りのカラーをご希望されましたので、
色のラインナップの豊富なこちらの塗料の中から選んで頂きました。


玄関ドアは、シンプソンの木製ドア。
オスモのウッドステインプロテクターのウオルナット色で、現場塗装しています。
ドアを開けると…

いらっしゃいませ♪

正面の景色になるカウンター下は、
横板張りのこういう感じにしましょうか、のご提案に、
お施主さまもとても喜んでくださいましたし、
現場でもかなり頑張ってイメージを再現してくれました。

太め幅の板で、隙間を空けて張り、
正面からビスが見えないように張ってくれてます。
仕上げはブライワックスのジャコビアンでお願いしました。

奥から見た景色

真鍮のトグルスイッチと、玄関ドアノブの丸ぺちゃの形、ノブのアンティークブラス色…
きゅんの集合です♪
お店の歴史とともに段々とくすんでいく真鍮スイッチ。
真鍮には抗菌効果があるのでいま注目されているスイッチでもあります。
抗菌しながら渋くくすんでいくなんて、”経年変化好き”さんにとってはいいコトずくしですよね。

いよいよ登場の造作ワイン棚です。
(こちらは撮影用に、オープン前に少しだけワインを並べてくださったものです)
普通に本棚のような棚ができるとお思いだったお施主さまですが、
弊社代表の中山が工夫を凝らし、このような造りにすることをご提案させて頂きました。

ワインを並べられる量により、使われるもよし、置いてあるだけでも眺めによし、の
ワインラックにあるような木製ホルダー。
産地によって違う形のボトルの種類に対応するように、
寸法が考えられてあるそうですよ!

そしてこちらの棚にはビスが使われていず、
木栓で棚板を固定しています。
この木栓ひとつとっても、少しきつくても少しゆるくても、入らなかったり抜けてしまったりするもの。
宮大工さながら、うちの神大工さんが、とってもとっても精巧に造ってくれました。
毎度毎度、大工仕事も造作家具造りも、本当に丁寧でキレイなんですよ。
神大工の称号も、ある現場のお施主さまが命名されました。(^_^)

こちらの塗装は愛着を持って代表自らが行いました。

カウンター裏には作業のできるデスクもお造りしました。

あると便利な下段の棚板を取り付け、コンセントも設けました。
デスク上でコードがごちゃつかないように、
そこからコードを通せるように…

大工さんに丸い穴を開けておいてもらいました。
新築のお家でもよくやります。

カウンター下の少しの出幅分も、モノ置きに利用できるよう工夫されています。
まだ10/13にオープンされたばかりのスクナヒコワインさん。
お施主さまである店主さまは、元料理人であるソムリエさんで、とても素敵な方です。
HPやインスタグラム @sukunahiko03 をチェックされて、
城陽のお店で是非
美味しいお料理に合う美味しいワインを選んでもらってくださいね。
またこれからお店状況に合わせて棚板等ご依頼頂くと思いますが、
変化していく店内もゆっくり御覧頂けると嬉しいです。(*^^*)
長い記事を御覧頂きありがとうございました。
皆さまご体調の方はいかがでしょうか。
(夏真っ盛りだった8月の終わりから、ブログを更新できていず…🙇
毎日今日こそはと思いつつ、要領の悪い私は起きたらすぐ夜になる毎日でした~(>_<))
前回のブログでは、夏のアウトドアを冷たいビールなんかで楽しめる
デッキづくりやキャンプのお話しでしたが、
もうホットワインなんかをほっこり楽しみたい季節になりましたね(^_^)🍂
そんな季節になってきた先日、京都府城陽市にて、
ご依頼頂いていたワイン屋さんづくりが完成し、めでたくグランドオープンされました。
「スクナヒコワイン」さんです。

出張販売などはされていましたが実店舗を持たれたいということで、
インスタグラムで私共を見つけて気に入って頂き、
有難いことにご依頼くださったのでした。
城陽市は、Style House本店の地元という事もあり、
既にパン屋さんや多数お家づくりなどもさせて頂いていて、
皆さんでたくさんの繋がりがある上、
また今回こうして更にご縁が広がり、大変嬉しく思っております。

ご自宅の駐車場に小屋をつくって店舗にされたいとお聞きし、
初めてお伺いさせて頂いた日です。
メーターボックスなども検針員さんが確認できるようにしなければ…
などの把握も大事なポイントです☝
後日デッキ部分はこうなりました。ぱかっと開きます♪

施工が始まり、お家のミニチュアの小屋づくりは、
毎回骨組み段階から可愛いヤツ♪という感じです。


照明計画も現場で確認していきます。
棟木や梁の高さや間隔を確かめて、
ペンダント照明はいくつ、どのようなものを、またどこから吊るしたらカッコ良いのか、
明るさ加減は大丈夫か…
等検証します。
そしてお施主さまにご提案、ご相談させて頂いて、
お好みのもので決定していきます。
窓間に予定した壁付け照明も、取り付けのために下地(補強)を入れておいてもらうのに、
その箇所を検証して大工さんに伝えます。

左官屋さんが入り始めた頃。
大事なワインに陽が当たらないように北面に2窓設けたサッシは
マーヴィン社の、室内側が木製の上げ下げ窓。

屋根材は、新築でもよく採用している
イタリア製シングルラインマスターです。
カラーも渋いグレー系もあり、皆さまお色選びも楽しまれるところです。
今回は、”より”ジブリの世界ちっくなこちらの赤めのカラーを選ばれました。(^_^)

室内の漆喰も塗上り、電気屋さんの登場です。
仕込んでもらっていた電気配線に、スイッチやコンセント、照明器具を取り付けてもらっています。

いわゆる普通のスイッチではないお洒落スイッチは、取り付けにやや厄介なものもあるのですが、
うちの電気屋さんは手慣れたものです(*^^*)
いつも”大変喜んで”取り付けてくれます(≧▽≦)

ペンダント照明のコードの長さ調節も、
脚立の下から飛ぶ、「もうちょっと長く、うーん、こっちはあと何センチ短く…」
という、私の温かい声援にも懸命に応えてくれます。(≧▽≦)
時々…いや、かなりの確率で脚立を渡されますので、
現場にぺたんこ靴は必須です(*^^*)
この日も登ってコードを結んできましたよ!

こちらのウッドブラケットもしかり…
見えているコードの長さは4㎝ほどで!
シェードの下端はどうこう…
などなど、あーだこーだ、いつも言う私ですが、
快く楽しんで下さってて(ですよね?)、現場も人数が増えて活気があり
何より照明が灯るって、いつも明るく嬉しい施工段階です♪
お施主さまも一番喜んでくださる時ではないでしょうか(*^^*)

完成しました~!
外壁のところどころにアンティーク風のブリックタイルを貼ること、
アウトラインは欠けたように塗装でぼやかしつつ仕上げてもらいましょう、というご提案をとても喜んでくださいました。

その外壁塗装は、今回はベルアートを採用しています。
漆喰の白色カラーより、少しクリーム寄りのカラーをご希望されましたので、
色のラインナップの豊富なこちらの塗料の中から選んで頂きました。


玄関ドアは、シンプソンの木製ドア。
オスモのウッドステインプロテクターのウオルナット色で、現場塗装しています。
ドアを開けると…

いらっしゃいませ♪

正面の景色になるカウンター下は、
横板張りのこういう感じにしましょうか、のご提案に、
お施主さまもとても喜んでくださいましたし、
現場でもかなり頑張ってイメージを再現してくれました。

太め幅の板で、隙間を空けて張り、
正面からビスが見えないように張ってくれてます。
仕上げはブライワックスのジャコビアンでお願いしました。

奥から見た景色

真鍮のトグルスイッチと、玄関ドアノブの丸ぺちゃの形、ノブのアンティークブラス色…
きゅんの集合です♪
お店の歴史とともに段々とくすんでいく真鍮スイッチ。
真鍮には抗菌効果があるのでいま注目されているスイッチでもあります。
抗菌しながら渋くくすんでいくなんて、”経年変化好き”さんにとってはいいコトずくしですよね。

いよいよ登場の造作ワイン棚です。
(こちらは撮影用に、オープン前に少しだけワインを並べてくださったものです)
普通に本棚のような棚ができるとお思いだったお施主さまですが、
弊社代表の中山が工夫を凝らし、このような造りにすることをご提案させて頂きました。

ワインを並べられる量により、使われるもよし、置いてあるだけでも眺めによし、の
ワインラックにあるような木製ホルダー。
産地によって違う形のボトルの種類に対応するように、
寸法が考えられてあるそうですよ!

そしてこちらの棚にはビスが使われていず、
木栓で棚板を固定しています。
この木栓ひとつとっても、少しきつくても少しゆるくても、入らなかったり抜けてしまったりするもの。
宮大工さながら、うちの神大工さんが、とってもとっても精巧に造ってくれました。
毎度毎度、大工仕事も造作家具造りも、本当に丁寧でキレイなんですよ。
神大工の称号も、ある現場のお施主さまが命名されました。(^_^)

こちらの塗装は愛着を持って代表自らが行いました。

カウンター裏には作業のできるデスクもお造りしました。

あると便利な下段の棚板を取り付け、コンセントも設けました。
デスク上でコードがごちゃつかないように、
そこからコードを通せるように…

大工さんに丸い穴を開けておいてもらいました。
新築のお家でもよくやります。

カウンター下の少しの出幅分も、モノ置きに利用できるよう工夫されています。
まだ10/13にオープンされたばかりのスクナヒコワインさん。
お施主さまである店主さまは、元料理人であるソムリエさんで、とても素敵な方です。
HPやインスタグラム @sukunahiko03 をチェックされて、
城陽のお店で是非
美味しいお料理に合う美味しいワインを選んでもらってくださいね。
またこれからお店状況に合わせて棚板等ご依頼頂くと思いますが、
変化していく店内もゆっくり御覧頂けると嬉しいです。(*^^*)
長い記事を御覧頂きありがとうございました。